柿すだれづくり始まる、特産「市田柿」を収穫

南信州経済

[ 2010年 11月 5日 金曜日 15時48分 ]

 飯田下伊那地域の特産品「市田柿」の収穫が始まり、農家の軒先などで風物詩「柿すだれ」の風景が広がっている。1カ月ほど乾燥させ、月末にも全国への出荷を始める。JAみなみ信州によると、品質、糖度とも上々だが、猛暑などの影響で出荷量は例年を1割程度下回る見通しになっている。

 飯田市座光寺高岡の山田勝一さん(66)方では3日、勝一さんと妻の三保子さん(62)が皮むき作業に追われた。

 機械で次々と皮をむき、25個ほどずつを専用のひもに結んですだれをつくった。

 次々と干し場につるすと、柿すだれが完成。1カ月ほど乾燥させ、干し柿にして出荷する。

 JAみなみ信州によると、収穫の時期は平年より2、3日ほど遅い。ことしは収量が多くなる表(おもて)年にあたるが、春先の凍霜害や夏場の高温干ばつによる高負荷で落下などが発生。収量は例年より1割少ない1300トンほどになると見込んでいる。

 果実は全体的に小ぶりだが、糖度は上々。乾燥により甘みを付け、早い産地では今月末にも出荷が始まり、年末にピークを迎える。

 勝一さんは「安心安全な市田柿をつくろうと、生産者が一生懸命取り組んでいる。全国のみなさんにおいしく味わっていただければ」と話していた。

 南信州産で最も有名な特産品に成長した市田柿は、約600年前から伊那谷に多く見られた在来の渋柿。昭和20年代に干し柿として商品化された。

 100―120グラム程度の小さな果実の皮をむいて干し、天竜川の朝霧にあてながら自然乾燥する。

 ブランド力の向上による高付加価値化が進み、高価格で取り引きされている。

  

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