横浜ゴムが豊丘に新工場~企業誘致し人口増、雇用確保へ

南信州経済

[ 2012年 10月 24日 水曜日 16時34分 ]

 横浜ゴム(東京都港区)は、自動車用ホースを組み立てる平塚東工場(神奈川県平塚市)の設備を、豊丘村河野に予定する新工場に移転する。予定地は田んぼで約2万平方メートル。移転に向け、村は23日、農業振興地域除外手続きを開始したと発表した。下平喜隆村長は移転を歓迎し、人口増対策などに結びつけたい考え。

 建設予定地は、河野の竜東一貫道路沿い。

 計画によると、ホースの部品を生産する長野工場(高森町吉田)から2キロほど離れた豊丘村内に約8億円を投じて新工場を建てる。高森工場は現状のまま。新工場は2013年度中に完成し、平塚東工場は14年度中に閉鎖する見通し。

 自動車用や建設機械用油圧ホースは現在、茨城工場(茨城県小美玉市)でホースを、高森の長野工場でホースの部品を生産し、平塚東工場でホースと部品を組み立てている。今回の移転で国内生産拠点を2つに集約し、生産効率を高める狙い。

 ホース組み立て部門の移転計画を知った村が、村内への新工場建設を誘致。横浜ゴムは9月末までに、平塚東工場を長野工場に統合すると発表した。これを受け、横浜ゴムと村は先月末から今月12日にかけ、地元区や自治会、地権者8人らを対象に説明。村担当課によると、いずれも合意が得られた。

 今後、村農業振興協議会で申請に基づき審議し、県農業振興地域整備計画の変更手続きなどに入る。新工場の建設は早ければ、13年8月に着手する。

 当面の従業員は150人規模。このうち50から60人が平塚東工場から移り住むという話もあり、村は村内への定住策として、村営の戸建て賃貸住宅やマンションの建設、宅地の造成などを検討していく考え。村担当課は、民間と連携し、若者定住対策や子育て支援といった従来の政策を促進させる形にしたいとしている。

 現地採用も半数近くに及ぶとみられ、下平村長は「豊丘だけでなく南信州にとって人口増や雇用の確保、活性化などにつながる良い機会ととらえ、村としても出来ることから積極的に取り組む」と話した。

  

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