次回新ビジョン合意へ 広域連合設置は先送り 三遠南信サミット

南信州経済

[ 2017年 10月 31日 火曜日 16時14分 ]

サミット宣言後、手を合わせる首長ら

 三遠南信地域(南信州、東三河、遠州)の一体的な振興について、行政、経済界、大学・研究機関、地域住民らが一堂に会し議論を深める「第25回三遠南信サミット」(三遠南信地域連携ビジョン推進会議・SENA主催)が10月30日、浜松市を会場に開かれた。

 「250万流域都市圏、自立への喚起~新ビジョンの策定に向けて」をテーマに、策定から10年の節目を迎えた三遠南信連携ビジョンの成果を検証するとともに、社会環境の変化に対応した新たなビジョン策定に向け、全体会、分科会を通じ意見交換。サミット宣言では、今回の議論を踏まえ、具体的な施策や事業などの検討を進め、来年度のサミットにおいて新ビジョンの合意を目指すとした。

 前回のサミット宣言では、県境を越えた防災対策をはじめ、観光振興、さらには移住定住促進や産業振興といった地域政策の推進母体となる広域連合を2018年度内に設置することを目指し、具体的な検討を進める方針を打ち出したが、構成市町村(39市町村)議会の議決や設置申請手続きに時間を要することなどから難航。今回は、広域連合設置を見据えた第一歩として、「18年度中に、国が推進する連携中枢都市圏などの制度活用を検討する」にとどめた。

 連携中枢都市圏は、人口減少を背景に、地域の拠点となる中心市(人口20万人以上)と近隣市町村が連携協約を結び、中心市を中核に、教育や医療、福祉などの行政サービスを提供するとともに、交通や通信ネットワークの充実を図り、産業振興や雇用の創出を図るなど、コンパクトな地域圏を目指す構想。形成すると、交付税増額などの財政支援措置が受けられる。

 SENA会長の鈴木康友浜松市長は「39もの市町村全てを包括するには、手続きが大変。連携中枢都市圏制度の活用などにより、まずは一つの成果をあげることも必要」と話した。

 SENAの構成市町村は、ことし4月に伊那市、箕輪町、辰野町、南箕輪村が新たに加わり、全39市町村となっている。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  
        

最近の記事

松川町 コスタリカTシャツ作成 中学生が考案

7月18日水曜日15:20

近畿ウオーキング笑会、信濃比叡広拯院に500選達成旗を奉納

7月18日水曜日15:54

阿南町で化石発掘体験イベント

7月17日火曜日15:21

飯田の焼き肉を東京から発信 新宿にオープンした飯田屋好評

7月17日火曜日15:09

南信濃で37度記録 飯伊各地で連日の猛暑日

7月16日月曜日14:23

260年の節目を盛大に 川路で合同祇園まつり

7月16日月曜日14:46

人形劇のまち40年② 「人形劇は楽しさ感じる場」 ひとみ座の田川陽香さん

7月16日月曜日14:12

「善意の川」内外に発信 看板を新調 千代小の活動は来年50周年

7月14日土曜日14:41

豊かな自然と交流満喫 泰阜村であじさいウオーキング

7月14日土曜日14:27

新しい園芸品種に認定 森田さん申請の「思伊出桜」

7月13日金曜日15:57

今年は“中華”で鹿肉料理 下農生が高校生レストラン 29日

7月13日金曜日15:30

売木村 愛知大と連携協定 協働のまちづくり推進

7月12日木曜日15:58

県民協働へ発信力向上 県の若手職員が横断チーム発足

7月12日木曜日15:34

人形劇のまち40年① 地元に密着した祭典を フェスタ実行委員長の原田雅弘さん

7月11日水曜日16:37

売木村 村制70周年で記念式典 原風景残し発展誓う

7月11日水曜日15:52