流通システム構築し好循環

南信州経済

[ 2021年 2月 23日 火曜日 13時58分 ]

 地産地消の流通システムを構築して好循環を加速させる狙いで、JAみなみ信州、南信州観光公社、飯田市などが22日、南信州地産地消協議会を立ち上げた。地産地消の流通量を増やし、地域経済循環に結び付けるための検討を進める。宿泊や飲食店の認証制度を取り入れ、地域住民や訪れる人の満足度を高める取り組みも視野に入れる。

 市内で開かれた設立総会には飯田商工会議所、飯伊旅館組合、飯伊調理師会なども出席した。来年度の事業計画案や245万円の予算案など5議案を原案通り承認し、代表に観光公社の高橋充社長を選出した。

 事業計画には、地産地消に関する情報発信やホームページの作成、先進地視察、流通システムの試行と検討、地産地消にちなんだ料理コンテスト、産地ツアー、認証制度の検討などを盛った。

 2024年度までの中期的目標として、地産地消流通システムの構築を描く。地産地消の食の提供で観光消費額が増加していることや、農畜産物や食文化が南信州ブランドとなっていることも将来像として描いた。

 設立趣意書では新型コロナウイルスの影響で旅行志向が大きく変わってきていると指摘。自然回帰、健康志向といった変化を捉え、「地元で生産された旬のものを食べることが健康につながるという意識が高まる」とみた。

 あいさつに立った佐藤健市長は「ホテルや旅館と、食材を結び付けるプラットフォームができる。SDGs(持続可能な開発目標)の観点でも重要な取り組み」として期待感を示し、高橋代表は一体となって実行性のある取り組みが進むことを願った。

◎写真説明:南信州地産地消推進協の設立総会

  

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