浜松で秋のキャンペーン~近くなった南信州PR 

南信州経済

[ 2012年 9月 1日 土曜日 8時34分 ]

 南信州広域連合など12団体は31、1の両日、南信州地域への観光誘客と地域間交流を図る「南信州秋キャンペーン」を浜松市の遠鉄線新浜松駅前で開いた。旬の野菜や果物、加工品などを市町村ごとのブースで販売しながら観光情報を提供し、三遠南信自動車道浜松いなさ北(浜松市北区)―鳳来峡インター(愛知県新城市)間と新東名高速道の開通でアクセスが向上した南信州をアピールした。

 このうち阿南町と根羽村、売木村、天龍村に愛知県豊根村を加えた5町村でつくる「県境域開発協議会」は、「国道151号の長期通行止めで誘客が停滞していたが、三遠南信道が鳳来まで伸び、新東名が開通した今こそ、遠州方面で積極的な誘客活動を図るべき時」と、初めてキャンペーンに合流した。

 県の地域発元気づくり支援金を活用して新たに作った観光情報パンフ「県境おたのしみガイドマップ」を、温泉などの共通割引券、温泉・立ち寄り施設のスタンプラリーカードなどと一緒に配布し、エリア内の見どころや味覚を紹介した。

 同協議会は10月3日にも静岡駅の地下街でも独自のキャンペーンを行う予定。リンゴ1000個を配りながら秋の紅葉をPRし、増加傾向にある浜松ナンバーの車に加え、静岡ナンバーも呼び込みたい考え。

 協議会の産業振興部会長を務める天龍村の永嶺誠一副村長は「以前は3時間以上かかっていたが、2時間から2時間半で行き来できるようになったのは強み。今まで東(東京)の方を向いた人たちの目が、こちらにも向くようになれば」と期待を語った。

 31日の各市町村観光協会ブースは平日ながらよくにぎわい、リンゴやナシ、各種加工品が人気を集めた。浜松市の男性(65)は「南信州はリンゴに代表されるおいしいものと温泉が多い地域というイメージ」、磐田市の女性は「秋に行きたくなる」などと話し、試食や買い物を楽しんでいた。

 抽選で「湯~らり~南信州」の入浴券が当たった浜松市の女性(64)は「飯田の和菓子が好きな主人と一緒に以前から気楽に訪れている。昔はすれ違いも大変だったけれど、三遠南信道のおかげで以前よりずっと行き来しやすくなってうれしい」と話していた。

 南信州秋キャンペーンは豊橋市のJR豊橋駅南口広場でも16日に開く。

  

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