清内路の魅力伝える場に ふるさと村自然園、若者の新会社で再出発

南信州経済

[ 2018年 4月 7日 土曜日 14時24分 ]

運営を担う里山生活の3人

 阿智村清内路のキャンプ場「ふるさと村自然園 せいなの森キャンプ場」が14日、地元の若者で創業した新会社「里山生活」(二川泰明社長)の運営で再スタートする。伝統野菜の直売所「健康の森」や旧清内路中学校など他施設との連携や地域住民の参画を図り、清内路の文化や農産物を味わえるキャンプ場を目指していく。

 同キャンプ場は2013年度から昨年度まで、森のようちえんなどを手掛けるネイチャーセンターが運営。5年間の村指定管理の契約満了後、運営を継続する意思がなく、新たな受け皿が必要になっていた。

 近くの健康の森でパン工房「耕紡工房」を営む二川さん(38)が「これだけの集客がある施設。地域が存続していくために必要な場所だ」と新会社を設立して運営することを決意。昨年11月に会社を立ち上げた。

 3年前に清内路にUターンした原司さん(27)をマネージャーに、神奈川県出身で売木村を経て清内路にたどり着いた船山元樹さん(28)をキャンプ部門統括部長に迎え、3人の社員で準備を進めてきた。

 マネージャーの原さんは「自然だけでなく清内路の文化を体験できる場にしたい」と意気込む。健康の森と連携した地元野菜の食材セットや耕紡工房のパン朝食セットなどのメニューも用意した。

 また地域住民の参画を図ろうと、支援グループの設立も予定。朴葉ずし作りなど住民を講師にした食文化体験なども計画している。

 敷地は10万平方メートルと広大で、コテージ10棟とバンガロー15棟、3つのキャンプサイトと合宿用施設、多目的グラウンドと8面のテニスコートがある。合宿などでの研修会場には旧中学校も活用する予定だ。

 二川さんは「地元の農産物を使うことで生産者の意欲も高まる。外部に清内路の魅力を伝えるとともに、地域の若い人が働き、生活していける場にしたい」と話していた。

 シーズンに合わせた3種類の料金設定を行い、キャンプ用品レンタルやネット予約などのサービスも開始。「繁忙期以外や平日は低価格に設定した。地元の方にも気軽に来てもらいたい」と呼び掛けている。問い合わせは同所(電話0265・46・2525)へ。

  

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