源助かぶ菜の漬物販売 生産復活させた大根も提供 泰阜村

南信州経済

[ 2018年 12月 14日 金曜日 15時25分 ]

源助かぶ菜のおはづけと、今年から販売し始めた源助大根の漬物

 信州の伝統野菜に認定される源助かぶ菜の純系種を使った特産品「源助じいさんのおはづけ」の販売が13日、泰阜村内の2店舗で始まった。今年は新たに、昨年から村内で栽培を復活させた「源助大根」を使った漬物も販売できるまでになり、おはづけと合わせてPRしていく。

 源助かぶ菜は愛知県西春村(現・北名古屋市)の2代目源助が伝え、昭和初期に飯田下伊那に定着。戦後から同村金野の岡本浩三さん(81)方を拠点に原種の保存に努め、現在は村内6軒の農家で生産している。

 野沢菜とは異なり、根元から葉が伸びて葉先は丸みを帯びてしゃもじ状になるのが特徴で、霜に数回あてることで葉の色が赤紫色に変化して甘みが増す。

 村商工会などでつくる特産品開発部会によると「霜も早めにあたり質も良い」とする一方、台風など天候の影響を受けて収穫量が例年より減少した。1袋300グラム入り350円で、1500袋ほどを用意した。

 また、かつて村内で盛んに生産されていた源助大根も、昨年から6軒の農家で本格的な栽培に着手。生育に苦労したものの、大きなもので長さ約25センチ、直径約10センチ、重さは1キロに達し、今年から出荷を始めた。

 煮崩れしにくくおでんや煮物に適す一方、漬物にすると歯ざわりがよい特徴を生かし「源助大根のおつけもの」として販売する。1袋200グラム入り350円で、今年は600袋を提供する。

 両商品とも平島田の東商店とJAみなみ信州泰阜店で取り扱っている。

  

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