平谷村の平谷高原スキー場で17日、安全祈願祭が開かれた。冷え込みが続き、ゲレンデの整備が順調に進んだことから、当初の予定より1週間前倒して19日に今シーズンの営業を開始する。飯田下伊那の他のスキー場は19~24日にオープンし、スキーシーズンが到来する。
同スキー場では今月からゲレンデの準備を進めてきた。ここ1週間は冷え込みが続き、降雪もあったことから順調な進捗。初日は中級者向けのBコースのみでの営業となるが、年内には全4コースが滑走可能になる見込みだ。
西川勝則支配人は「自然の降雪もありゲレンデの状態はとてもいい。暖冬で12月中の営業ができなかった昨年と比べるとかなり良い状況でオープンを迎えられる」とし、「コロナ対策をしっかりとし、お客さまを迎えたい」と話した。
初日は、リフト1日券と駐車料金が無料。また、来年1月5日ごろまでは、レストラン正面入り口に根羽村のシルバーー人材センター会員が制作した門松を飾る。今シーズン中のイベントは「コロナ禍のため、現在検討中」としている。
治部坂高原スキー場(阿智村浪合)は19日、ヘブンスそのはらスノーワールド(同村園原)は24日にオープンを予定している。問い合わせは各スキー場へ。
◎写真説明:平谷高原スキー場の安全祈願祭