県南部国道連絡会 予算確保やリニアで8項目を決議採択

南信州経済

[ 2015年 7月 23日 木曜日 16時59分 ]

 飯田下伊那と上伊那、木曽地域などの市町村でつくる県南部国道連絡会(会長・牧野光朗南信州広域連合長)は21日、飯田市鼎文化センターで総会を開き、2014年度事業報告をはじめ15年度事業計画など5議案を協議し、すべてを原案通り承認した。地方が必要とする道路整備に対する予算確保やリニア中央新幹線の開業を見据えた広域幹線ネットワークの整備促進などを国に求める8項目の決議も採択し、要望活動や情報交換で連携を図ることを誓い合った。

 総会には各自治体の首長や議長ら約120人が出席した。

 15年度の事業計画には▽国道の整備促進に向けた関係機関への要望▽関係機関相互の情報交換▽中部国道協会との連絡協調―などを盛り込み、「国道事業の円滑かつ着実な推進に寄与し、魅力ある地域社会と豊かな国民生活の実現を図る」とした。

 決議の前文では「当地域での国道の果たす役割は、広域幹線道路として地域産業を支える物流ネットワークだけでなく、通勤、通学、通院、買物など地域の暮らしを支えるもっとも重要な社会基盤」と位置付け、災害時の緊急輸送路やリニアの整備効果を最大化する広域幹線道路ネットワークとしても重要と明記。

 ▽着実な道路整備に向けた予算確保▽リニア開業に向けたスマートインターの整備と広域幹線ネットワークの整備促進▽153号線の全線直轄指定▽生活の質向上、環境保全、美しい景観の創造に向けた各路線の整備促進▽災害に強いネットワーク構築▽戦略的維持管理・更新に向けた総合的な支援―など8項目を決議し、来賓として出席した国会議員の秘書らに提出した。

 同会は飯田、伊那、駒ケ根、塩尻市と上伊那、下伊那、木曽郡の町村で構成。一般国道19、151、152、153、256、361、418、474号の整備促進や、適正な維持管理への協力などに取り組んでいる。

  

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