県外から多くの人出

南信州経済

[ 2020年 5月 18日 月曜日 16時05分 ]

 県内の緊急事態宣言が解除されてから初の日曜日となった17日、飯田下伊那地域の人の動きはさまざまだった。

 阿南町新野の道の駅「信州新野千石平」には、県外から多くのドライバーやライダーが訪れた。17日は好天に恵まれたこともあり、国道151号ではドライブやツーリングをする人の姿が見られ、同道の駅には愛知、静岡、岐阜など県外ナンバーの車やバイクが多数来訪した。昼頃には駐車場がほぼ満車になるときもあった。

 夫婦2人で浜松市からツーリングに訪れたという女性(46)は「解除されたので久しぶりに県外へ。解除前は県内に留めていたので良い気分転換になった」と話した。

 信州新野千石平では11日に地元の買い物弱者向けに一部店を開いた後、14日から通常営業に。運営する「蔵」社長の金田三千男さん(80)は「久しぶりに来てくれた」と安堵の表情を浮かべたが、それでも客入りは「いつもの半分くらい」という。

 同道の駅は昨年度1年をかけて改装し、店を2倍に増設。4月1日にリニューアルオープンしたが、新型コロナウイルス感染拡大と重なり「売り上げが3割ほど落ちた」という。

 4月20日から5月13日までは休業。県職員が来て来訪者に自粛するよう呼び掛けていた。

 金田社長は「『帰って下さい』では商売はできず、イベントができないのも痛い」とする一方、「感染が出ればお客さまに申し訳ない」と感染防止を徹底している状況を強調。「店もお客も互いに気を付け合うことが、経済回復にとって大事になる」と力を込めた。

 国や県に対しては「解除しただけではお客は戻らない。収束後、県内に観光客をどう呼び込むか。PRなどお金以外のフォローをお願いしたい」と求めていた。

 宣言の解除を受け、県は観光・宿泊施設への休業依頼を解除。県外からの観光客を呼び込まないよう求めていた自粛依頼についても「特定警戒都道府県からの観光客を呼び込まない」に緩和した。

◎写真説明:県外から多くの来訪があった道の駅「信州新野千石平」(17日)

  

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