第一実業が川路の産業用地にメガソーラー建設

南信州経済

[ 2014年 4月 5日 土曜日 10時25分 ]

 総合機械商社の「第一実業」(東京都千代田区、山片康司代表取締役)が飯田市川路の市有「城山産業用地」に出力1メガワットのメガソーラー施設を建設し、3日に現地で竣工式が開かれた。市と同社は昨秋に20年間の貸付契約を締結。3月28日から稼動している。

 名称は「第一実業飯田太陽光発電所」。2011年に市と中部電力が建設した同規模出力の「メガソーラーいいだ」の東側下段にあり、安定した日照量に加えて、送電施設に接続しやすい点も建設の決め手の一つになったという。

 同社や市工業課によると、敷地面積は1万4000平方メートル余で、賃貸料は年約400万円。太陽光パネル3990枚が並び、年間発電量は一般家庭約300世帯の年間消費量にあたる110万キロワット時を見込む。

 12年7月に施行された再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し、1キロワット時42円で中部電力に売電する。地域貢献として、地元の企業や団体に発電所の警備や除草作業を委託する他、発電状況を現地の電光掲示板やホームページで発信し、地域PRや環境教育なども担う。

 竣工式には同社や市、住民代表ら約30人が出席した。山片社長は市や地元の協力に感謝し「CSR(企業の社会的責任)活動の一環としても太陽光発電事業は重要。(当社は)効率的な発電事業なども手掛けており、飯田市さんとも末長いお付き合いができれば」と話した。

 飯田市の牧野光朗市長は「環境文化都市にふさわしい施設として、市のPRや環境教育の一翼を担ってほしい」と期待。川路まちづくり委員会の関島雅直会長は「太陽光発電の適地に選んでくれたことはありがたいこと。暮らしの豊かさを創出できる素晴らしい場所であることを発信していきたい」と喜んでいた。

  

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