第一工場にお別れを

南信州経済

[ 2021年 5月 25日 火曜日 15時02分 ]

 豊丘村神稲の天恵製菓(片桐義宣社長)はこのほど、5月に解体する第一工場を「しのぶ会」を開いた。60~80代のOB会員30人が集まり、工場とともに歩んだ半世紀を振り返った。

 第一工場は前身会社「田島屋菓子舗」の倒産を乗り越え、天恵製菓として再出発してから4年後の1970(昭和45)年、県道竜東線沿いの1300平方メートルに建設。当時としては画期的な工法を採用し、主にどら焼きと最中を製造した。

 その後、数回の増設を重ねながらマシュマロ、せんべい、クッキーと製造品目が増加。同社発展の原動力となり、主力工場として生産を続けてきたが、老朽化のため役目を終えることになった。

 しのぶ会は、会社の礎だった第一工場の解体を前に「汗と涙の50年」(片桐裕会長)を振り返るとともに、第一工場とともに懸命に働いた元社員に感謝しようと企画。親子2代にわたって各工場を設計した建築士も招いた。

 当日は会長、社長のあいさつに続いてアルバムに目を落としながら、苦楽をともにした仲間と懐かしい日々を振り返った。

 片桐会長は田島屋創業者で父の故忠一さんをはじめ、OBや物故者への感謝の思いを伝えるとともに、2023年に迎える創業100年の節目を見据え「第六工場の構想のもと、半生菓子業界のトップ企業として発展を続け、幸せの創造企業・夢限りなく持続可能企業を目指していく」とあいさつした。

◎写真説明:建設当時の第一工場

  

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