今夏も街中に活気を―。「丘の上」と呼ばれる飯田市中心街で、飲み歩きや食べ歩きを楽しめる第3回「飯田丘のまちバル」が8月19日に開かれる。過去最多の参加60店(昨年比5増)の中から希望の飲食店を巡り、対象メニューを味わえるイベント。前売チケットは7月12日から発売する。着物・浴衣参加者への特典企画や音楽セッションのほか、今年は「一夜限りのシードルバー」などもある。
参加店などでつくる実行委員会(熊谷芳巳委員長)が主催し、南信州新聞社などが後援。居酒屋やバー、寿司店、焼肉店など多彩な飲食店がそれぞれの魅力や個性をアピールし、街中の賑わい創出や誘客に腕を振るう。
5枚1冊のチケットは前売り3500円、当日4000円。参加店を紹介するグルメマップも配布する。チケット1枚で各店のバルメニューとドリンク1品ずつを味わえる。昨年は1630冊(8150食分)が売れた。
一夜限りのシードルバーは同市銀座3丁目の空き店舗を活用してオープン。各地の生産者も集い、シードルや料理を提供するという。
熊谷実行委員長は「今年も多くの皆さんに喜んでもらえるよう、各店が腕に磨きを掛けている。おいしい料理をぜひ味わってほしい」と多くの参加を期待している。
チケットは参加店や観光案内所などで販売する。前売は8月16日までだが、早めの購入を呼び掛けている。当日は本部(川本喜八郎人形美術館下)のみで扱う。
当日は午前11時にオープニングセレモニーを本部前で開き、同11時半から順次参加店舗が営業を始める。着物や浴衣の参加者にはドリンク1杯を本部でサービスする。
今年は市内の呉服店5店と連携した優待企画も用意。チケットの提示者には浴衣の着付け(事前予約制)を500円で行うほか、関連用品などをお得に購入できる。
問い合わせは飯田市中心市街地活性化協会事務局(電話0265・52・1715)へ。