西部3村のアンテナショップが開店

南信州経済

[ 2010年 9月 30日 木曜日 9時06分 ]

 阿智村と平谷村、根羽村のアンテナショップ「喫茶ふらっとホッと」が29日、阿智村駒場の共同店舗「ピア」内にオープンし、関係者と来賓約40人によるセレモニーが開かれた。根羽―阿智間を運行する西部コミュニティーバスの利用者や住民が気軽に立ち寄れる休憩所、3村特産品の販路を拡大する場、障害のある人と社会の接点として期待されている。

 店舗はピアを経営する共同店舗事業協同組合と3村との契約で開設し、阿智で障害者通所授産施設を運営する社会福祉法人「夢のつばさ」(原一広理事長)の職員と授産施設利用者数人が接客にあたる。

 約56平方メートルの店内には、テーブルといす、カウンターを配置した休憩所、夢のつばさのシフォンケーキやあんみつ、クッキー類、コーヒーなどの飲み物を提供する喫茶コーナー、3村自慢の特産品を展示販売するスペースを設けた。

 根羽はソフトクリームやヨーグルトなどの乳製品や豆腐、川魚加工品、漬物、平谷はコーンスープとコーンカレー、阿智はトマトジュースなどの食品と木工品、布製品、ドライフラワーなどを販売する。

 開店セレモニーで夢のつばさの原理事長は「店名には『ふらっと気軽に立ち寄れる場』という意味と、平ら(フラット)な関係という思いを込めた。利用者は接客を通して社会とつながり、力を高めていくことを願っている」と話し、3村の理解と協力に感謝した。

 3村を代表して岡庭一雄村長は「ピアは住民生活にとって重要な共同店舗であり、夢のつばさはパンや菓子類の店を持ち、社会との窓口とすることが懸案だった。従来のバス待合所は飽和状態で改善が望まれ、地域資源を活用した商品はもう一回り拡大させたい」と、村店舗開設の意図を説明。「店にはいろんな思いが詰まっている。みんなで頑張り、やってよかったと言えるようにしよう」と呼び掛けた。

 営業時間は午前11時から午後7時まで。定休日はピアの月2回に合わせる。問い合わせはふらっとホッと(電話0265―43―3170)へ。

  

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