豊丘のマシュマロ最優秀賞

南信州経済

[ 2015年 11月 5日 木曜日 9時42分 ]

 豊丘村の農家の女性らでつくるNPO法人「加工組合かあちゃんの店」が提供する商品「むぎゅっと山葡萄マシュマロ」が、第25回信州の味コンクール(県など主催)の商品加工の部(菓子)で最優秀賞に選ばれた。マシュマロは村内産のヤマブドウを加工し、独特の酸味が楽しめる。

 かあちゃんの店は、1年半ほど前にUターンした元パティシエで同村の果樹農家の男性(27)にヤマブドウを取り入れた新商品の開発を依頼。ことし3月に完成し、店舗では薄紫のマシュマロを2センチ角に切り、テトラ型の袋に40グラム入れて販売している。

 村内では農業技術者連絡協議会が中心になって遊休農地を活用してヤマブドウを栽培し、ジュースやワインに加工する取り組みがある。マシュマロはその年に収穫されたヤマブドウを原料に使うため、販売は10月から4月までの期間限定となっている。

 開発に携わった地域おこし協力隊の女性(30)は「苦労した分、喜びも大きい」と笑み。NPO理事長の菅沼栄美子さん(71)は「豊丘産のヤマブドウを広く知ってもらおうと取り組んできたことが評価され、大変うれしい。村民に愛される商品になってほしい」と話していた。

 2000(平成12)年、農家女性83人の出資により「豊丘村農産物加工組合」が発足。交流センターだいちの西側にある施設を拠点に、無添加にこだわった加工品の製造を始めた。活動の幅が広がるにつれて施設が手狭になり、神稲の商業ゾーン「たむらんど」内に2つ目の加工施設兼常設店舗「かあちゃんの店」をオープン。昨年4月にNPO化している。

 マシュマロは1袋150円(税込み)。問い合わせはかあちゃんの店(電話0265・34・3300)へ。

  

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