豊丘の特産品山ぶどう活用 洋菓子の新商品発売へ

南信州経済

[ 2015年 3月 20日 金曜日 12時53分 ]

 豊丘村神稲のNPO法人、加工組合かあちゃんの店(菅沼榮美子理事長)が、遊休農地を活用して栽培面積が増えている村の新たな特産品、山ぶどうを活用した洋菓子を開発。土日限定で28日から同店で発売すると19日、県下伊那地方事務所で開いた「おいしい記者会」で発表した。

 山ぶどうを活用した異色の新商品は「ひと粒むぎゅっとマシュマロ」「シフォンケーキ」「山ぶどうジャム」「山ぶどうパンサンド」の4種類。菅沼理事長は「マシュマロは子どものおやつ向き。シフォンケーキはふんわり感が人気。ジャムは安心して食べていただける。パンがおいしいのでサンドにしました」とPRした。

 同村はリンゴやナシなどの果樹栽培が盛んだが、農業従事者の高齢化と後継者不足から遊休農地が増えている。15年前から遊休農地の活用を目的に、消毒の回数が少なくて済み、房切りや摘粒の手間がかからず、使われなくなったナシ棚をそのまま活用できる山ぶどうの栽培を奨励してきた。

 徐々に栽培面積も増え、現在は10軒近い農家が約1ヘクタールの面積で年間3トンの山ぶどうを収穫。山ぶどうの生産量が増えてきたことから、村は5年前から製造に取り組むワイン以外の活用方法として、本年度新たに山ぶどうを活用した菓子の開発に県地域発元気づくり支援金事業で取り組んできた。

 菓子の開発は、地域おこし協力隊と加工組合かあちゃんの店の職員が協働。京都の製菓学校で講師経験がある同村在住の若手果樹農家の男性(27)が村の依頼を受けて指導にあたった。

 同店の菓子担当者は「主流になっているブルーベリー、プレーンに山ぶどうが加わった。山ぶどうは色はきれいだが、特別な味はないので色を出すために工夫した。収穫した山ぶどうをジュースにしてもらった」と説明した。

 問い合わせ先は、加工組合かあちゃんの店(電話0265・34・3300)。

  

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