豊漁追い風に盛況

南信州経済

[ 2020年 7月 21日 火曜日 15時07分 ]

 「土用の丑の日」の21日、うな重やウナギの蒲焼きを扱う料理店、スーパーの特設コーナーがにぎわった。

 このうち飯田市知久町の老舗「丸井亭料理店」では多くの予約注文や来店客に対応しようと、同店で44年蒲焼きを担当している大澤孝則さん(62)が炭火でウナギを焼き、たれに浸してまた焼く作業を繰り返した。

 昨年はウナギの稚魚「シラスウナギ」の漁獲量が過去最低を記録し、出荷価格が高騰したが、今年はその4・6倍となる17・1トンが獲れた影響で、量販店を中心に昨年より手の届きやすい価格で売られている。

 丸井亭社長の小木曽秀和さん(44)によると、活鰻(かつまん)(生きたウナギ)にまではまだその影響が及んでいないが、豊漁という朗報を追い風に10日ほど前から多くの注文や来店に対応している。

 小木曽さんは「以前から今日の食事を楽しみにしていてくださるお客さんのため、良いものをお渡しできるよう頑張りたい。ウナギは免疫力アップにとてもいい食材。今年は新型コロナウイルス対策としても食べてもらえたら」と話し、焼きたての蒲焼きに包丁を入れていた。

◎写真説明:炭火でウナギを焼く職人(丸井亭で)

  

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