資本も協力関係構築

南信州経済

[ 2020年 11月 13日 金曜日 15時38分 ]

 飯田市から大都市圏、世界市場を開拓する中小企業や起業家を応援する市の新事業創出支援協議会「I―Port(アイポート)」は、支援決定した電磁環境研究所(同市桐林)について、加盟機関の連携支援を通じて金属部品加工の山京インテック(同市時又)の完全子会社になったと発表した。

 電磁環境研究所は、電子機器への電磁障害を防ぐ空間の構築や装置の企画設計、開発を行う。今年2月にアイポートの支援決定を受けた。

 アイポート支援資金の活用や加盟機関の支援を受ける一方、当初から課題となっていた製造部門や営業部門に関する連携先についても共同受注グループ「ネスク(NESUC)イイダ」のネットワークを活用して探していたところ、山京インテックとの連携を進めることになった。その後、両者の間で資本についても協力関係を構築することで合意し、株式の取得に至った。電磁環境研究所は山京インテックの子会社として存続する。

 アイポートの担当者は「地域内での企業連携とあって人材や技術の流出を防ぎ、相乗効果にもつながる」と前向きに受け止めた。

 アイポートは、組織の壁を超えて新ビジネスを後押しする独自の取り組みで、市や地元金融機関、中部経済連合会、日本貿易振興機構(JETRO)など14の組織が集まって2017(平成29)年8月に発足。その後2つの機関が加わり、現在は16の加盟支援機関と1協力機関で構成される。

 コンセプトは「飯田を拠点に全国へ、世界へ挑戦する経営者を支援する」。商品やサービスの高付加価値化、地域資源の活用、新しいビジネスモデルの創出、経営資源と信用力の補完といったサポートがあり、これまでに14件を支援決定している。

  

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