阿南町にあなん食彩館がオープン

南信州経済

[ 2015年 4月 25日 土曜日 8時59分 ]

 阿南町富草の国道151号沿いに建設された地域連携販売力強化施設「あなん食彩館」が24日オープンし、食堂や直売所には多くの客が訪れた。

 地域振興の拠点とする同施設は、鉄骨造平屋建ての延床面積約304平方メートル。町内農家約80人が会員登録して旬な野菜などを提供する直売所をはじめ、セルフ形式のレストランも併設されている。事業費は国の農村漁村活性化プロジェクト交付金を含め総額で約1億6800万円。

 町は指定管理者制度を導入し、地元発起人らが中心となって設立した「株式会社とみくさ」(西藤晃一社長)が管理運営を行う。

 初日となったこの日、午前10時に直売所がオープンすると徐々に地元客らが来店し始め、「富草食堂まかない屋」が開店する同11時前には行列ができた。

 食堂は、ご飯やみそ汁に加え、スタッフとして働く主婦らがメニューや味付けを考案したという煮物、魚料理、から揚げなどがカウンターにずらりと並び、自分で好きなものを選んで会計するセルフ形式。600~700円程度で食べることができ、訪れた家族連れの親子や高齢者、サラリーマンなどに「庶民的な味で、店にも気楽に入りやすい」と好評だった。

 30席設け、開店時間は午前11時から午後2時半まで。同社の熊谷文夫代表取締役は「天ぷらなど季節ごとの料理も提供し、将来的には予約制の宴会ができる場所にもしたい」と語り、「地元の食材を扱い地域活性化が目的の1つ。ターゲットは絞らず、だれもが立ち寄れる場所になれば」と話した。今秋からは手作りパンの販売も直売所で行っていく予定だ。

  

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