阿智精機が共同でセンサー開発

南信州経済

[ 2016年 9月 7日 水曜日 15時44分 ]

002ゆるみセンサー

 阿智村駒場の阿智精機(熊谷雄一社長)は、荷締めベルトのゆるみセンサー「ユルサー・バイフォー」を県工業技術センター環境・情報部門(松本市)と共同開発した。13日から16日にかけて東京ビッグサイトで開かれる国際物流総合展に出展し、来春以降の商品化を目指す。

 輸送車の荷物を固定する荷締めベルトに取り付け、ベルトのゆるみを伝えるセンサー。荷室や荷台に取り付けたベルトの緩み具合を運転席にいながら確認することができる。

 ゆるみセンサーは運転席側の受信機に対し4台まで同時に接続でき、ベルトの状態を「良好」「要点検」「緊急確認」の3段階で知らせる。センサーは、ベルトを締めて電源を入れるだけで無線接続される。アルミパネルバンなど電波を通しにくい荷室内からも確実に通信できるよう経路や周波数を工夫した。

 県の研究開発型企業育成事業で工業技術総合センターと共同開発したことで、企画から研究開発、試作、特許出願、デザインまで幅広い支援を受けた。国際物流総合展で代理店の募集を行い、10月から運送会社での実証試験で完成度を高めていく。

 熊谷社長は「企画から製品化までの一連の流れを経験できたことは大きい。今後の自社開発に生かしていきたい」と話していた。

  

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