飯伊伝統野菜フェアが好評、成長を促す技術も進歩

南信州経済

[ 2016年 8月 1日 月曜日 15時56分 ]

伝統野菜フェア 収穫時期を迎えた伝統野菜を一堂に集め、試食や利用法の紹介、販売などを行う「飯伊伝統野菜フェア2016」が29日、飯田市鼎東鼎のJAみなみ信州みどりの広場であった。およりてふぁーむ「ふれあい夏祭り」との同時開催でたくさんの人出で賑わった。

 県では、2006年度から「信州の伝統野菜」の選定と「伝承地栽培認定」を行い、伝統野菜の継承と生産振興を進めている。3月1日現在、75種類の「信州の伝統野菜」が選定され、そのうち44種類について41の生産者グループが伝承地栽培認定を受けている。下伊那地域は県内で最も多い24種類の伝統野菜が選定され、そのうち10種類について8つの生産者グループが伝承地栽培認定を受けている。

 同フェアは、地元消費者に伝統野菜を知り活用してもらおうと、11年度から飯伊農業振興協議会、下伊那地方事務所、下伊那農業改良普及センターの主催で開催している。6年目のことしは、開催日が例年より1週間早くなったため、清内路きゅうり、清内路黄いも、赤根大根の収穫が間に合わなかった。

 今回参加したのは、ていざなすの天龍村ていざなす生産者組合、鈴ケ沢なすと鈴ケ沢うりの阿南町和合元気なむらづくり協議会南信州おひとよし倶楽部、下栗芋(下栗二度芋)の飯田市上村下栗里の会の3団体4種類。

 開催日を早めた効果で例年よりお客が増え、伝統野菜を試食しながら買い求める姿が見られた。新潟から孫に会いに来たという女性は、ていざなすは焼きなす、鈴ケ沢なすはフライで試食しながら「よく合いますね」と感想。孫と一緒に来た毛賀の女性(70)は「天龍小学校に勤めていたころと比べ非常に進歩している。ていざなすは大きくてやわらかく甘味があっておいしい」と語った。

 ていざなす生産者組合の秦正会長は「おかげで知名度が高まり、毎年買いに来てくれるお客さまが増えている。ことしは雨が少なかったが灌漑の技術でカバーできた。追肥や消毒の技術も高まった。生産者組合ができてちょうど10年。組合員(現在20人)の売り方も上達している」と話していた。

  

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