飯伊地域赤梨・幸水の出荷始まる

南信州経済

[ 2012年 8月 7日 火曜日 8時39分 ]

 飯田下伊那地域で5日、赤梨「幸水(こうすい)」の出荷が始まった。下伊那園芸農業協同組合=飯田市箕瀬町=は6日までの2日間で約16トンを取り扱い、関東や静岡県、北海道の市場に送った。このところの高温で糖度が高くなり、甘みを凝縮した上々の質だという。

 ナシの先陣を務める幸水は、早生種のなかでは甘みがあり、シャキシャキした触感が人気。下伊那園協の選果場では盆前需要を見越して5日から出荷作業に当たっている。

 5、6の2日間は飯田市や高森町の農家が次々と果実を運び込み、光センサー選果機が等級別に振り分けて梱包した。

 初出荷は平年並みで、例年より遅かった昨年より2日早い。梅雨期にしっかり雨が降ったことから玉の肥大が進み、7月下旬以降の高温で糖度も上昇。センサーによる判別では全体の40%が最高等級のロイヤル、45%が次点の光秀とされるなど、例年以上に質の高いシーズンになると予感させている。

 園協の幸水の出荷は8月下旬までで、前年並み360トンの実績確保を目指す。販売課長は「単価が高い盆前のうちに全体の5割を出荷したい」と話していた。

 飯伊のナシの出荷は、8月下旬からの二十世紀、9月上旬の豊水とリレーされ、同中旬から出荷される地域の特産品、南水へと続く。

  

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