飯伊特産・市田柿の収穫始まる

南信州経済

[ 2015年 11月 2日 月曜日 8時57分 ]

 飯田下伊那地域特産の干し柿「市田柿」の収穫と加工作業が始まり、風物詩にもなっている「柿すだれ」の風景が広がり始めている。ことしは着果が少ない「裏年」に当たるものの、適度な着果数があり、果実肥大が進んでいることから、JAみなみ信州は昨年並みの収量を見込む。生育も順調で、高糖度で品質の高い干し柿加工が期待できるという。

 阿智村伍和の生産者夫婦は、27日から収穫と皮をむいてつるす加工作業を始めた。

 12日ごろまでに4トンを出荷する計画といい、「今後の天候に大きく左右されるが、ことしの柿は大きく、糖度が高いため、順調に運べば高品質の干し柿になる」と期待を寄せていた。

 同JAに出荷している飯伊の生産者は約2600戸。昨年、果肉に傷を付けない脱針式皮むき機に完全移行しており、各農家は針を刺さずに皮をむく機械を使って加工作業に当たっている。

 ことしは裏年に当たるが、果実肥大が良いため、JAは昨年並みの1200トンを出荷する計画で、昨年比5%増の約22億円の売り上げを見込んでいる。

 1カ月ほど乾燥させ、干し柿にして渋みと甘みを付ける。出荷は11月下旬に始まり、12月下旬に最盛期を迎える。

 市田柿は、約600年前から伊那谷に多く見られた在来の渋柿。昭和20年代に干し柿として商品化された。

  

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