愛知県豊川市で23、24日の両日開かれた第27回「おいでん祭」に飯田下伊那の9市町村が出店して地元特産品を販売した。2日間で17万8000人が訪れるなか、町や村の魅力をアピールした。
同市野球場をメーン会場に市民祭りとして定着する同祭。全国各地からよさこいチーム約60団体が参加して1800人が熱気あふれる踊りを披露したほか、市民“おどら舞”コンテスト、ダンスフェスティバル、ご当地グルメ「B―1グランプリ」などが多くの来場者を呼び込んだ。
飯田下伊那からは平谷や泰阜、松川、飯田など9市町村が特産品販売ブースやグルメブースに出店。このうち下條村は遊牧館の飲むヨーグルト、道の駅「うまいもの館」のそばまんじゅうなどを販売し、おやきは初日に150個、2日目は130個を昼前に完売した。同村の販売担当者は「開店前から多くの人が行列を作ってくれてありがたかった」と話していた。