飯喬道路3工区検討委 IC設置2地区要望踏まえ初会合

南信州経済

[ 2012年 5月 10日 木曜日 8時51分 ]

 三遠南信自動車道のうち飯田市上久堅と喬木村氏乗を結ぶ「飯喬道路3工区」の着工・完成を見据え、三遠南信道に絡めたまちづくりを考える喬木村の飯喬道路3工区検討委員会は8日、初会合を村防災センターで開いた。飯田東IC(仮称)―喬木IC間に、地域振興ICの新設を要望する声が2地区から出ているのを踏まえ協議。検討を重ねた上で村としての方向性を出し、国や県に対し要望していく方針。

 飯喬道路(国道474号)は、中央道に接続する飯田山本ICから喬木ICまでをつなく延長22・1キロの自動車専用道路。うち3工区は飯田東IC―喬木IC間の7・5キロで、本年度は測量・地質調査、道路設計を進め、また一部区間で工事用道路の建設工事に入る見通し。

 初会合では、氏乗と富田の両区が地域活性化につながるなどとして地域振興ICの設置を要望しており、検討委で集約していくことを確認した。経済や観光、農業面などからもIC設置に伴う効果や影響を考える計画で、大平利次村長は「村の将来を見据えて村として一番いい方向を導きたい」と話した。

 村担当課は「2つの要望を村として一本化するかどうかは早急に答えが出るものではない」とし、慎重に検討していくとした。

 また3工区付近を通る県道の上飯田線と下条米川飯田線について、拡幅改良や整備促進の必要性を指摘した。このうち県道上飯田線は「設置要望しているICと国道153号を結ぶ重要な路線」とした一方で、狭あいで急カーブが連続していると指摘。下条米川飯田線では、道幅の狭い通学路に工事用の大型車両が通ることが予想され、児童らの安全確保のため歩道を設けるよう求めたい―といった声も出た。

 委員は村議や区長、商工会長、JAみなみ信州支所長、農業委員ら17人。委員長に区長会長の木下征義・大和知区長、副委員長に田中利明・小川区長を互選した。

 飯喬道路のうち、1工区の飯田山本IC―天龍峡IC間の7・2キロが2008年4月に開通した。2工区の天龍峡―千代(仮称)―龍江(仮称)―飯田東(仮称)IC間の7・4キロは工事中で、うち天龍峡―龍江IC間が15年度に完成する予定。

  

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