飯田商工会議所がリニアと三遠南信道を視察

南信州経済

[ 2019年 8月 30日 金曜日 15時32分 ]

 飯田商工会議所(柴田忠昭会頭)は30日、飯田市内のリニア中央新幹線と三遠南信自動車道の工事現場を視察した。供用開始が近づく三遠南信道・天龍峡大橋(同市川路―千代)では、高さ約80メートルの桁(けた)下歩道も進み、眼下の天竜川や名勝・天龍峡の景観を確認。2大交通の全線開通時代を見据え、さらなる地域振興に思いを寄せた。

 飯田商議所のリニア・三遠南信推進委員会(大田中峰雄委員長)、建設産業部会(北沢資謹部会長)、交通運輸車輌部会(小澤英文部会長)が企画し、正副会頭や会員ら約30人が参加した。リニア関連は妙琴公園(同市鼎切石)内の中央アルプストンネル松川工区の準備工の状況に触れた。

 天龍峡大橋は国土交通省飯田国道事務所と市が事業主体で、長さ280メートルのアーチ橋。桁下歩道は天龍峡の観光振興も狙いに設置し、市は周辺に遊歩道やガイダンス施設も整備する。

 視察では同事務所の尾出清所長が案内。名勝地の景観を損なわないようにスレンダーな形状と山鳩色の色彩を採用したことや、橋りょう・歩道ともに本体部分が完成し、舗装の仕上げや照明の設置作業を進めている状況を伝えた。

 一行は幅2メートルの歩道も進み、霧立ち上る天竜川やJR飯田線、天龍峡一帯を見渡した。川下り舟の通過とも重なり「写真愛好家も大勢集まるのではないか」の声が上がった。

 大橋を含む天龍峡IC―龍江IC間の供用開始時期については、今秋への期待が高まっており、同区間の供用開始により、飯田山本IC―飯田上久堅・喬木富田ICの約14キロがつながる。

 飯田商議所は三遠南信道の早期全線開通やリニアの早期開業を期待し、関係機関への積極的な要望活動を展開しており、柴田会頭は「大橋が具現化し、感慨もひとしお。多くの皆さんに来てもらい、天龍峡のにぎわいを復活させたい」。大田中委員長も「景観を生かし、観光名所になってほしい。リニアと同時期の全線開通を望む」と期待を込めた。

◎写真説明:供用開始が近づく天龍峡大橋(飯田市千代で)

  

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