飯田商工会館建設に株式会社方式を採用

南信州経済

[ 2012年 1月 27日 金曜日 9時40分 ]

 2013年10月の竣工を目指す飯田商工会館=飯田市常盤町=建設で、飯田商工会議所の議員や会員から出資金を募って建設費用の一部に充てることが、25日に開いた建設委員会で了承された。出資金を募り、建設から維持・管理までを行う株式会社「飯田商工会館」(仮称)を年度内に設立する方針で、2月1日の臨時議員総会に諮る。株式会社方式を採用するのは県内の会議所では初めて。

 現在の会議所は議員100人、会員は3050人と多いが、厳しい経済情勢を背景に寄付での資金調達は難しいと判断した。旧会館は出資した同商議所を含む入居団体・企業で維持会を組織して管理していたが、新会館はそのすべてを株式会社が担う。社長以下役員、社員などについて事務局は「経済振興など会議所の本業と会館の管理運営は分離させたい」としている。

 建設委員会は冒頭以外は非公開で開催。委員長を務める柴田忠昭会頭によると、会館建設資金総額は6億円で、うち新会館建設資金に約5億5000万円を投じ、5000万円は旧会館解体費用や仮移転費用に充てる。資金の捻出は飯田商議所の建設基金から3億3000万円を取り崩し、残りの2億7000万円については議員・会員からの出資金、借入金および補助金などで賄う。

 新会館はこれまで地下1階、地上5階を想定していたが事業費の圧縮から地上は4階に変更。延べ床面積は約2200平方メートルで旧会館よりも1000平方メートルほど縮小する。この日の建設委員会では、5階に計画していた議員総会を開くなどの大会議室は設けないことを決めたほか、地下1階部分は会議室やテナントなども視野に入れて流動的とし、2階を占有する同商議所や3、4階のテナント、1階のテナントと市民交流スペースに変更はなかった。

 入居するテナントは飯田法人会やアクサ生命、飯田青年会議所、飯田南ロータリークラブなど旧会館入居団体のほか新たに数団体が入居する予定で、現在までに8社を決定している。柴田委員長は「基本方針もようやく確定近くまできて、ほっとしている。パブリックコメントも反映しながら納得のいく会館建設を目指したい」と話している。

  

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