飯田商議所 三遠南信道早期開通を国交省へ要望

南信州経済

[ 2015年 3月 2日 月曜日 13時24分 ]

 飯田商工会議所(柴田忠昭会頭)は27日、財務省、国土交通省を訪れ、三遠南信自動車道の早期開通、特にリニア中央新幹線の開業に先駆けた全線開通に向け、予算の確保、拡充を求める要望活動を展開した。

 活動には柴田会頭をはじめ、宮島八束前会頭、今井勝幸元県議、木下悦夫飯田市市長公室長・リニア推進本部長らが参加。財務省では宮下一郎財務副大臣を訪問した。

 宮下副大臣は、「三遠南信自動車道の早期開通は、自身の最重点プロジェクトとして、財務省、国交省に通達している。一日も早い開通に向け力を尽くす」と誓うとともに、「リニアを含め伊那谷をどのように発展させていくのかというデザインを、民間の知恵を生かし、行政との連携で描いてほしい。それを政治がサポートしていく」と話した。

 国交省では、徳山日出男技監、茅野牧夫国道・防災課長、佐々木基国土交通審議官、藤田耕三鉄道局長らと面談した。柴田会頭らは、三遠南信道による広域交通ネットワークの形成とその効果をはじめ、調査坑の掘削工事が進む青崩トンネル(仮称)などの工事進ちょく状況を説明しながら、近年増加が続く予算配分に感謝。「順調に事業が進んでおり、早期開通への期待も大きくなっている。数十年来の悲願実現に向け、一層の推進をお願いしたい」と求めた。

 要望を受け徳山技監は、「消費増税が先送りされたこの2年間は、財政健全化に向け限られた予算となり、投資効果が大きい所に重点的に配分が行われる。道路の開通により地域にどんな効果が見込まれるかをより具体的に、分かりやすく提示していただき、それを一緒になって広めていきたい」と話した。

 両省訪問後には、吉田博美参議院自民党国会対策委員長を訪ね、活動経過を報告するとともにバックアップを依頼した。

  

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