飯田商議所「買物弱者配達事業」で消費者の会と意見交換

南信州経済

[ 2011年 10月 7日 金曜日 15時07分 ]

 飯田商工会議所(柴田忠昭会頭)が計画している買物弱者向けの新事業「しあわせ市場配達便」で、今月21日のスタートを前に消費者側の意見や要望を反映させようと6日、飯田消費者の会(矢島美恵子会長)と意見交換した。各地域を巡回して食品や日用品などを販売する同事業に対して歓迎する声も多かったものの、高齢者の買物事情に触れる意見も飛び交った。

 高まる高齢化率や景気低迷、大型店の出店などにより小売店舗が減少傾向にある中、福祉貢献と同時に商店のビジネスチャンス拡大に結び付けたい同事業。市内の買物弱者地域の空き店舗や集会所を「市場」と位置付け、事業に登録した各業者が販売する品を市場に持ち寄り、陳列して販売。指定する数地点を車で品物を運びながら巡回する計画だ。

 巡回コースは必要性が高いと判断した滝の沢、上郷黒田、座光寺の3地区に決め、試験的実施と位置付ける今回は生鮮食品や日用雑貨、介護用品、衣料品などを扱う7店が参加。毎週金曜日、午後の時間帯で1時間ずつ各所を回る。

 実際の消費者の意見を反映させようと、この日は同会10月役員会の席上で配達便について紹介。買物事情について聞くと品数も多く、価格も安い点から「どうしても近くの店よりも大型店に行ってしまう」「品物を吟味するのも楽しみの一つ。ストレス発散になる」「1カ所で全ての用事が済む」などが量販店を利用する率直な理由として挙げられた。一方、「一人暮らしで、今後車を運転できなくなったら移動販売はありがたいものになる。組合の高齢化も進んでいる」と、今回の企画を歓迎する声も多く、品数や販売価格が課題となりそうだ。

 企画説明した飯田商議所の熊谷秀樹事業課長は「参加小売店の売り上げにつながり、また利便性の向上とともにお年寄りのコミュニケーションの場になればうれしい。きょうの意見を反映したい」と述べ、同会メンバーらも「定着すれば楽しい場になる。口コミでの広がりも含め、協力していきたい」と話した。

  

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