飯田商議所と市議会産経委が懇談会

南信州経済

[ 2011年 11月 10日 木曜日 9時17分 ]

 飯田商工会議所の工業関連3部会と市議会産業経済委員会(伊壷敏子委員長)の産業視察および懇談会は8日に開き、飯田市内にある2企業の工場を見学した後、場所を移して意見交換した。部会員からはリニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開通に期待を寄せる声が多かった一方、それらを有効に活用し産業の発展につなげるためのインフラ整備が必要不可欠として、行政の協力を求めた。

 今回は、飯田商議所側は精密製品産業部会、食品工業部会、生活産業関連工業部会の合同で部会長ら12人が、市議会産経委からは10人が参加。地場産業センターからも5人が出席した。

 市内で開いた懇談会では各部会員らが自己紹介を兼ねて自社の現状を紹介。リーマンショック後、回復基調にあった受注面もその後の円高や3月発生の東日本大震災により低迷している厳しい状況を背景に「取引先の生産拠点が海外に移行する懸念が大きい」と指摘し、積極的な企業誘致を要望した。

 その上でリニア新幹線は「情報」を、三遠南信自動車道は「物」を運ぶ産業道路と位置付け、「三遠南信地域を同じ文化圏として捉えている。三遠南信道路は産業誘致の道路。早期開通と共に、自動車道から市内をめぐるインフラ整備が欠かせない」と訴えた。また地産地消について「農業だけでなく工業の地産地消も進めて欲しい」と要望した。

 これに対し市議会産経委も「三遠南信道路は物流、災害時における重要な道」と強調した上で、「せっかく開通しても、それにつながるアクセス道路がなければ意味がない」としてインフラ整備の重要性を指摘。伊壷委員長は「委員会の中で課題を抽出して研究を重ねたい。内需型の企業誘致も視野に入れ、行政としてできること、議員として提案できることを分けて検討したい」と述べた。

 懇談に先立って行われた企業視察では、同市座光寺のお菓子のシアワセドーと同市桐林のオムロン飯田の2社に訪れた。このうち半生菓子製品を1日に35~37万個製造するお菓子のシアワセドーでは、「いしやきいも」に代表される同社売れ筋商品の製造過程を見学。木下龍亮社長は「上手にやれば飯田の半生菓子もまだまだ発展を遂げることができる」と語り、精密製品産業部会の碓井治部会長は「衛生面で大変な神経を使うと思うが、今後も付加価値の高い商品を作り、産業発展のためにがんばってもらいたい」と思いを伝えた。

  

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