飯田商議所・宮島会頭が退任表明

南信州経済

[ 2010年 9月 15日 水曜日 11時58分 ]

 飯田商工会議所の宮島八束会頭(65)は10月末の任期満了で会頭を退任すると表明した。14日、飯田市常盤町の飯田商議所で開いた記者会見で正式に発表した。後任に現副会頭で南信スバル社長の柴田忠昭氏(67)を推薦する予定で、今月初旬に柴田氏から承諾を得た。10月29日の臨時議員総会で承認される見通し。

 宮島会頭は、2009年5月に発覚した飯田商工会議所の共済会計不祥事問題について「途中で退任するわけにもいかず苦労したが、その責任をとらねばならない」と退任理由の一つに挙げた。任期中の市内商工団体統合や飯田お練りまつり開催について「協力を得ながら進めることができた」と振り返り、リニア中央新幹線関連や三遠南信自動車道も「陳情を繰り返すことで成果が出てきている」と総括した。

 不祥事問題発覚から退任を考えていたという宮島会頭は、ことし8月9日に開いた常議員会で退任の意向を示したものの、保留とされた。しかし退任の意志は固く、その後、任期満了(10月31日)に伴う同商議所通常議員選挙(定数100)のうちの3号議員(定数15)に選任された現副会頭ら3人にあらためて退任の意志を伝え、今月初旬に柴田副会頭から「協力いただく中で、しっかり努めさせていただきたい」と内諾を得た。

 10月29日開催の臨時議員総会で会頭に推薦、承認される見通しの柴田副会頭は、飯田高校、中央大学理工学部を経て、1966年南信スバルに入社。その後、税理士事務所、行政書士事務所を開設し、90年同社長に就任すると同時に同商議所議員に就任した。その後は飯田南ロータリークラブ会長、飯田市都市計画及び土地利用計画審議会長、県軽自動車協会長などを歴任し、2007年11月から副会頭として宮島会頭をサポート。共済金不祥事発覚時は、再発防止プロジェクトチームで座長を務め、内部規定、内部監査への対応に務めた。

  

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