飯田市農業振興センターが赤唐辛子の試験販売開始

南信州経済

[ 2010年 2月 5日 金曜日 8時59分 ]

 飯田市農業振興センターが昨年春から生産農家に依頼し試験栽培に取り組んできた赤唐辛子(鷹の爪)の試験販売が始まっている。唐辛子の生産量は中国が90%を占めるが、当地域でも自家用に栽培されていることから、同センターが「国産としては非常に流通の少ない赤唐辛子を産地形成できないか」と試験栽培を計画した。

 中京圏のバイヤーやJAと相談し、昨年春から2000株の赤唐辛子を生産農家2軒に依頼し栽培してきた。通常の商品は火力乾燥が主流だが、産地化を図るため、手間のかかる自然乾燥を取り入れ、商品のコンセプトを「国産の自然乾燥」とした。

 同センターの中村彰企画幹は「先月中旬から試験販売が開始されたが、国産ということで出荷した市場やバイヤーからも興味をいただいた。包装紙など次年度に向けて改良すべき点は指摘を受けているが、出荷量の拡大も期待されている」と評価。名古屋や長野県内を中心に「国産赤唐辛子」の営業に力を入れていきたい考えだ。

 同センターから栽培を依頼された社会福祉法人あゆみ会は昨年6月、下久堅南原の障害者通所支援施設「あゆみ園」の近くの遊休農地に赤唐辛子100本を植えた。11月に収穫しビニールハウスで2カ月陰干ししてから、15グラムずつパックに詰め「南信州産」のシールを貼って出荷を待っている。

 支援員の熊谷博文さんは「思いのほか出来がよく、赤と青の色目もすばらしい。土地に合っているので、ことしはさらに本腰を入れて量産を目指したい」と語る。ただ、昨年は雨が多かったため、製品化率も低かった。中村企画幹は「規格外品をどう加工して農家所得を上げていくかが大きな課題」と指摘。漬物業者向けに粉末やペーストにできないか検討している。

  

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