飯田線の秘境駅ツアーで物産品販売

南信州経済

[ 2016年 4月 21日 木曜日 9時13分 ]

 JR東海と県下伊那地方事務所が連携を図り、飯田線の秘境駅ツアーでの停車時間を有効活用した物産品の販売が、6日からの11日間で試験的に行われた。平岡駅での約50分の停車時間を使った初の試み。呼び掛けに松川町と天龍村、泰阜村、売木村の4町村が手を挙げ、同駅前駐車場にテントを張って町や村の魅力を発信した。

 大和田や中井侍、平岡、為栗、田本、金野、千代など秘境駅として知られる駅を電車でめぐる人気ツアーへの参加者を対象に、地元特産品の販売を通して地域の魅力を知ってもらうことが狙い。JRグループが来年夏(7~9月)に長野県内で実施する大型観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」の試験的な取り組みの一環として飯田下伊那各市町村に参加を呼び掛けた。

 ツアーは今月6~11日、13~17日の11日間行われ、午後1時5分に平岡駅に到着してからの約50分間の停車時間を利用。これまでのツアーでも土日祝日などは100人を超える参加者がいるなど人気のツアーなだけに、町村担当者も期待を寄せた。

 このうち会場の設営なども行った天龍村は、役場職員と生産者、観光協会員らが協力してゆず製品、ブッポウソウグッズなどを販売したほか観光パンフを配布。17日は悪天候だったものの、販売場所を龍泉閣1階に移したことで多くの来場者が訪れた。

 担当した振興課商工観光係は「興味を持って多くの人がツアーに参加してくれれば、飯田下伊那を宣伝する機会が増える」と手応えを感じ、地事所商工観光課も「取り組みの結果をまとめ、参加したいという自治体が増えれば次回ツアーでも企画したい」としている。

  

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