高森で市田駅再開発の構想

南信州経済

[ 2014年 5月 19日 月曜日 9時56分 ]

 高森町にある市田駅の駅舎の利活用を検討する「JR市田駅の活力を創るプロジェクト」は、駅舎と周辺を含めた活用案をまとめた。「EKIYATAI」プロジェクトと名付け、複数の小店舗モールに学童保育や行政窓口などのサービスを組み込む構想。年内をめどに活用案を具体化させ、JR東海との交渉を進め、早ければ来年度に整備着手したいとしている。

 同プロジェクトはJR東海の駅無人化方針を受けた取り組み。1年間かけて検討を重ね、町民意見を集約するなどして方向付けた。

 市田駅周辺のにぎわいを創出するためのまちづくりを目指す。活用案によると、開発エリアは駅舎から、駅舎北側の踏切までの約50メートル間。駅舎の改修と、駅舎に隣接する駐車場などの活用を考える。整備費は国の商店街再生の補助制度を活用したいとする。

 主なターゲットは若者や女性。小店舗モールは洋菓子店や体験ショップ、若者向けのグッズ販売店、ファストフードなどを計画し、駅舎には切符販売のほか、行政業務の窓口や学童保育のスペースを設けたい考え。通学の安全安心に加え、通学以外の鉄道利用の促進につながるとみている。マネジメントの株式会社を新たに立ち上げ、同プロジェクトの運営母体となる予定。

 全国各地に展開される「道の駅」をイメージし、EKIYATAIの名称は商標出願中。道の駅同様、市田駅だけでなく各地のローカル駅にも広がることを期待する。

 同プロジェクトは新たに置く推進委員会が中心になって具体化させる。14日に町商工会館で開かれた発足会議には町商工会員や町民ら33人が集まり、今後の進め方を確認した。土地や建物の賃貸借については町を通じてJR東海と交渉していく方針。

 町商工会の西條次男会長は「町の顔でもある市田駅のあるべき姿を描き、活力を創出できるようさらに進めたい」と話した。

 JR東海の無人化方針に対し、町は独自に駅員を配置して切符販売を続ける。配置期間は当面とし、地元負担で駅員を置く中で駅舎の利活用を探りたいとしている。

  

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