JAが市田柿の出荷スタート

南信州経済

[ 2018年 11月 22日 木曜日 15時39分 ]

市田柿の格付け作業

 JAみなみ信州は21日、飯田下伊那特産の干し柿「市田柿」の出荷を始めた。昨年より3日早く、品質は上々。年末需要向けを中心に12月10日ごろピークを迎え、来年2月中旬まで続ける。

 豊丘村河野のJA農産物総合集荷販売センターが、管内全域から集まった初物の市田柿を格付けし、検品した。

 初日は460ケース(1ケース=5・1キロ)で、関東、中京、関西方面の市場に送った。

 営農部柿課の原田幸浩課長によると、今年は原料柿の糖度が高く、乾燥させる11月の天候も順調に推移したことから、「肌のきれいな柿が仕上がった」という。

 年末需要向けが最大のターゲットで、販売を担当する同部販売課の伊藤謙三係長は「今年はスタートから大きさも質も良い干し柿が出ているので、市場と情報を密にして販売したい」と決意を語った。

 夏場の猛暑や干ばつ、秋の長雨により若干の損失はあったものの、原料柿の品質は上々。生産者らは10月下旬から収穫を始め、皮むき、乾燥、柿もみなどの加工を進め、ブドウ糖の白い粉に覆われるのを待った。

 JAは平年並みの16万9000ケース(1ケース=6キロ)の出荷を計画。今月下旬には関東、中京、関西の市場でトップセールスを行って販促する。

  

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