JAが市田柿の出荷始める

南信州経済

[ 2019年 11月 25日 月曜日 16時48分 ]

 JAみなみ信州は25日、飯田下伊那特産の干し柿「市田柿」の出荷を始めた。昨年より4日遅いが平年並みのスタート。今年は大玉が多く前シーズンの100トン増を見込む。出荷は、12月20日ごろから年末年始にピークを迎え、2月中旬ごろまで続く。

 豊丘村河野の農産物総合集荷販売センターに、管内全域から初物の市田柿が集まり、品質や規格ごとに格付け、検品した。同日は約200ケース(1ケース5・1キロ)で、関東、中京、関西に出荷した。

 営農部柿課の原田幸浩課長(56)によると、今年は天候の影響で例年以上に大玉が多い。「玉が大きいため、乾くのに時間がかかる。糖度は控えめだが、さっぱりした味わいになりそうだ」と話した。

 初日の出荷先は3社のみだが、ピークには50社を通じて全国の市場に届ける。海外展開もしており、台湾や香港、東南アジア諸国に出荷。今年は新たにベトナムも加わった。

 市田柿は国の地理的表示(GI)保護制度に登録されており、柿部会は3月に日本農業大賞を受賞した。同センターの伊東英輝所長(45)は「市田柿は、地域全体で作り上げたブランド。選別・検品を通じてより良いものを消費者に届けたい」と意気込んでいる。

◎写真説明:初物の市田柿を検品する

  

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