JA選果場で桃「あかつき」出荷

南信州経済

[ 2016年 7月 25日 月曜日 8時14分 ]

JAふるさと納税返礼k JAみなみ信州松川インター選果場で、桃「あかつき」の出荷が昨年より2日早い15日から始まり、20日には豊丘村ふるさと納税の返礼品の出荷も始まった。初日は同JA農畜産総合DMセンターを通じて800ケース(5キロ)が全国に発送された。

 村はふるさと納税が始まった2009年当初から同制度を採用し、飯田下伊那特産の果実(桃、ナシ、リンゴ、ブドウ、市田柿)を主な返礼品としている。

 中でも桃は一番人気で、今年は昨年より3000ケース多い1万6000ケースが返礼品として全国へ届けられる。一つの自治体としては全国一の量だという。

 村担当者の男性職員(38)によると、返礼品として桃を選ぶ人が多く、2月末で予定量に達し、さらに1万ケース増やしてもさばけるのではないかという。

 男性職員は「返礼品を果物に絞ったところ、ここ数年で桃の人気が高まり、『果物の村』の印象が強まった。もともと飯伊の桃の評価は高かったが、さらに高まったのではないか」と話す。

 農産物の販売方法として定着した同制度。生産者側にとっての利点は、価格が安定し、農家に還元できる点にある。JAの担当者は「市場出荷だけでは価格が低く抑えられてしまう面があったが、販売方法が増えたことで産地で値決めができる」と説明する。

 男性職員は「制度によって全国に5万人の顧客ができた。その8、9割にはJAを通じて農産物を届けている。ふるさと納税制度はいつなくなるか分からないので、今のうちに土台をつくっておくことが大切」としている。

 JAは、いいだ果実選果場で喬木村と高森町分の返礼品桃も取扱い、今年はそれぞれ3000ケースと3800ケースを出荷する予定。

  

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