JR飯田駅の合格切符が人気

南信州経済

[ 2019年 3月 19日 火曜日 16時25分 ]

 受験や合格発表のシーズンを迎え、ことしもJR飯田駅の独自企画「JR飯田線鼎駅→桜町駅切符」が人気だ。夢を「かなえ」て「さくら」咲くとの願いを込め、同区間の乗車券購入者に記念台紙を提供。この1年間で632枚が利用されたという。

 「鼎」が「叶える」につながり縁起が良いとして、受験生や保護者らが鼎駅(飯田市鼎中平)の入場券を買い求める姿が風物詩になっていたが、駅員無配置化で2013年4月に途絶えていた。

 新しい形で復活したのは2016年末。飯田駅の社員らが桜町駅(同市桜町)と絡めて「願いかなえて桜咲く」のキャッチコピーをつくり、両駅の文字を印字した鼎―桜町駅間の乗車券を貼れる台紙を手作りし、飯田特産の水引で装飾して提供を始めた。

 住民にも少しずつ浸透。メッセージを記せる欄があり、孫などへのエールを書いて贈る高齢者も増えているという。

 大坂勝典駅長(58)は「多くの方に利用していただき、嬉しい。地元のみなさんの頑張りを後押しできたら」と話していた。

 台紙は同区間の乗車券が購入できる飯田駅と天竜峡駅で提供。運賃は190円。

 5月26日には、この台紙にちなんださわやかウオーキング「願いかなえて桜まちウオーキング&飯田丘のまちふれあい」を企画。鼎駅から矢高中央公園、飯田市立動物園、長姫神社、大宮諏訪神社などを巡る桜町駅までの約8・8キロのコースで、午前8時半から午後0時40分にかけて鼎駅でスタート受け付けをする。

 さわやか―は各地の名所をめぐる人気の企画で、飯伊では他に今月21日に元善光寺駅(午前8時半~午後1時20分受付)を起点とする「アルプスの丘公園から望む中央アルプスと喬木村を訪ねて」、4月21日に天竜峡駅(午前8時~午後0時半受付)の「名勝天龍峡を眺め、桃色彩る200本の桜並木ウオーキング」を計画。詳細は各駅にある専用パンフレットまたは同社のホームページ(http://walking.jr-central.co.jp)内で。

◎写真説明:人気の切符台紙

  

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