「キッズ山本大作戦」成果じわり、入学予定児童数9人増

学校・教育

[ 2012年 12月 6日 木曜日 15時11分 ]

 飯田市立山本小学校(中島千明校長)の児童数を増やしながら地域の未来づくりを目指す「キッズ山本大作戦推進委員会」(委員長=濱島晃PTA会長)は4日夜、中間報告会を同校で開いた。向こう5年間の入学予定児童数は呼び戻し運動の成果などで年度当初より9人増え、住民の意識も高まりつつあるため、活動を続けながらさらに地域に浸透させることを確認し合った。

 本年度に続いて1学級となる予定だった来年度の新1年生は、地元在住の祖父による呼び戻しで1人増えて36人となり、念願の2学級にできる見込み。

 それ以降の年度もU・Iターン、呼び戻しの成果で増え、2014年度は3人増(46人)、15年度は1人増(32人)、16年度は増減なし(39人)、17年度は4人増(44人)となっている。

 この日集まった五十数人は自由討論の中で「現状を地域に知ってもらうきっかけになり、子育て世代でない住民の意識も変わってきた」などと報告。同校教諭も「2クラスなら刺激を与え合うことができ、指導も行き届く。非常にありがたい」と語った。

 来年度の1年生を含む孫2人を保護者とともに呼び戻した男性は「(定期発行している)通信で情報が入るようになり、活動のおかげで高齢者と学校の距離が縮まった。関係者からはパワーももらった。孫の入学が今から楽しみ」と話し、同席した住民たちと成果を喜び合った。

 濱島委員長と中島校長は10―11月にかけて市内の主な保育園と幼稚園を訪れ、地区内出身の保護者に「山本に帰ってきて」の見出しを付けた通信を配った。

 今月12日には活動を紹介する新リーフレット1400枚を地区内全戸に配り、来年2月16日に開く「ウインターフェスタ」では母親らの提案を受け、小中学校を卒業する子どものお下がり品を提供するバザーも開く。

 中島校長と濱島委員長は「問題はこの先。学校と地域の連携に関するさまざまなアイデアを参考に取り組みを拡大し、地域づくりと結び付けられたら」と話していた。

  

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