「パティシエの妙技に歓声」下農高生が洋菓子作り学ぶ

学校・教育

[ 2010年 1月 26日 火曜日 15時30分 ]

 飯田下伊那菓子組合(黒田誠理事長)は23、24の両日、飯田市鼎名古熊の下伊那農業高校食品化学科の生徒たちを対象にした菓子講習会を同校で開いた。同科の2年生計40人が半数ずつ参加し、プロから洋菓子づくりを学んだ。

 「菓子製造が盛んな土地柄を理解してもらい、少しでも菓子職人を志望するきっかけになれば」と企画し、ことしが19回目となる。同組合は市内の中学校へも菓子作りの実習会に訪れるなどして菓子製造の魅力をPRしている。

 23日の講習は「はと錦」(同市鼎一色)の原隆澄社長が講師を務め、生徒たちが直径約15センチのチョコレートムースケーキづくりに挑戦。午前にココア入りのスポンジケーキ、チョコレートムース、グラサージュショコラなどを仕込んでから、午後にそれぞれを合わせたり、装飾を施したりした。

 原社長がスポンジケーキへチョコレートを流しかけたり、ホイップを均等にのせたりの実演を披露するたびに、生徒たちからは「超おいしそう」「すごい」などの歓声が上がっていた。

 パティシエ(菓子職人)を目指している熊谷恵実さん(17)は「生地の泡立てなどが思っていた以上に難しく、失敗だらけだった。もっとうまくなって夢を実現させたい」と意気込み新たに。原社長は「1人でも多くの生徒に菓子職人を目指してもらえるとうれしい」と期待していた。

 24日は「船橋屋」と「欧風菓子 クドー」の菓子職人が講師を担い▽ブラウニー▽キャラメルプリン▽生チョコ―の製造法を伝えた。菓子講習会の一環として、2月2日に「飯田の半生菓子とコンビニ」と題した講演も予定している。

  

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