「勇気を持って海外進出を」 ドミニカ大使が母校で講演

学校・教育

[ 2018年 4月 21日 土曜日 14時44分 ]

飯田OIDE長姫高で講演した牧内さん

 飯田市川路出身で、ドミニカ共和国全権大使を務める牧内博幸さん(62)が20日、母校である飯田OIDE長姫高校(飯田市鼎名古熊)を訪れ、全校生徒820人を前に講演した。自身の経験を伝えた牧内さんは「これからは国際化の時代。勇気を持って世界に踏み出して」と後輩たちにエールを送った。

 講演会で牧内さんは、ドミニカやスペイン、コロンビアなど赴任地の文化や名所を紹介。飛行機事故で亡くなった邦人の身元確認をしたり、誘拐された人質解放のために南米のゲリラと交渉を行ったエピソードなども披露した。

 アルバイトをしながら勉強して試験を突破し、外務省に入省した経験から「大きな目標と、良い先輩・後輩・友人を持つことが重要」と強調。「知能指数(IQ)より感情調整力(EQ)が大切。必ずやる・すぐやる・できるまでやる―の3つ力を身に付けて」と訴えた。

 また「企業の技者になれば必ず海外に出ることになる。交渉は全て英語で行われるので、英語だけは勉強してほしい」と話した牧内さん。外国語の勉強方法について聞かれると「話すことと聞くことが特に重要」とアドバイスした。

 牧内さんはOIDE長姫高の前身、飯田工業高校機械科出身。法政大学を卒業後、1980(昭和55)年に外務省に入省。2016年7月にドミニカ大使に任命された。

 昨年5月からエッセー「ラテン通信」を本紙に連載している。

  

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