「小中併設校」化を答申へ

学校・教育

[ 2020年 8月 5日 水曜日 15時11分 ]

 「天龍村小中学校のあり方検討委員会」(熊谷美沙子委員長)は4日、村内で8回目の会合を開き、天龍小学校校舎に天龍中学校を移設して「小中併設校」とする答申案をまとめた。児童、生徒数の減少を踏まえて小中学校の将来像を検討。8月中に永嶺誠一村長に答申書を提出する。

 答申案では、小中併設を進めながら、将来的な「小中一貫型」や「義務教育学校」化への検討を求める。また、小学校体育館と村民体育館の老朽化に伴い、新たに建設を計画する総合体育館の完成と同時にスタートできることが望ましいとした。

 総合体育館に関しては17日に建設検討委が、学校教育、社会教育、災害避難施設の機能を備えた複合型施設とし、小学校敷地内の現体育館とプールの場所を建設候補地に―としている。

 村は2016年に小学校体育館と村民体育館のあり方を考える検討委を設置。同委は18年7月に「小学校近くに安心、安全な複合利用型体育施設を建設する必要がある」との結論を永嶺村長に提出した。

 同委の検討の中で、23年度に中学校の入学生がゼロとなる予測の深刻な少子化を踏まえ「体育施設建設に当たっては、学校のあり方を合わせて検討すべき」との声が上がり、村教育委員会は18年11月から3回にわたり「天龍村の教育を考える会」を開催。選択肢として小中学校の併設、一貫教育化、近隣中学校との統合などを挙げ、学校、教育委員、保護者らが意見を交わした。

 村教委は「小中学校連携・一貫教育の中で9年間を見通した教育課程を研究し、異年齢集団での関わりの中で学力向上や豊かな人間性の育成を目指す」とし、小中連携一貫校の形態をとれるような併設校を安全な敷地に確保し、その敷地に体育館を統合建設する―との素案をまとめた。

 これらの経過を踏まえ、村の諮問で昨年9月に小中学校あり方検討委が発足。小中一貫型や義務教育学校への移行も検討したが、新型コロナウイルス感染予防の影響もあり思うように議論が深まらず、まずは併設校として小中の連携を深め、小中一貫教育については今後の検討を求めることにした。

 熊谷委員長は「各世代によって求める学校像が異なり、難しさがあった。検討委としての答申はまとめたが、これを機会に、子育て世代をはじめ、村全体で学校のあり方についてあらためて思いを巡らせてもらいたい」と話した。

◎写真説明:答申書案をまとめた第8回あり方検討委

  

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