飯田下伊那各地の小中学校で、3学期の始業式が行われている。それぞれに年末年始を過ごした児童生徒たちは元気に登校し、学年最後の学期をスタートさせた。
飯田市立丸山小学校(山田仁校長、児童614人)では、7日に始業式を実施。2年生と5年生の代表児童が、3学期の目標について発表した。
「できる限り字を覚えて漢字検定に合格したい」「給食を早く食べられるように努力したい」といった目標を披露し、「3年生に向けて準備をしたい」「5年のまとめをしっかりしたい」と、全校児童の前で決意を述べた。
山田校長は「3学期は1年のまとめの時期」として、引出しに収納することに例えながら、これまでの学習活動や学校生活の振り返りの大切さを強調。「1年間の整理をしっかりして、学年のふたがきちんと閉まる3学期にしましょう」と呼び掛けた。
始業式の後、各クラスに戻った子どもたちは、冬休みの宿題を提出したり、年末年始の思い出について発表し合っていた。
飯田教育事務所によると、この日に始業式を行ったのは小学校では同校のみで、中学校では飯田西、飯田東、旭ケ丘など5校。6―9日にかけて飯伊の小中学校で始業式が行われる。