阿智ちむわざ会が児童交流 沖縄で平和を学ぶ

学校・教育

[ 2014年 8月 8日 金曜日 16時35分 ]

 阿智村の小学生ら17人が2~4日まで、平和学習と自然体験で沖縄県を訪れた。台風の影響もなく、海水浴やマリンスポーツで地元の子どもたちと交流したほか、ひめゆり平和資料館などを訪れ平和について考えた。

 阿智と沖縄の交流は今回で11年目。沖縄の青少年健全育成団体「ちむわざ会」の代表で飯田市出身の歯科医師、島田茂さんらの仲介で始まった。阿智村側では「阿智ちむわざ会」(下牧繁会長)をつくり、村の協力のもと、夏には阿智の小中学生が沖縄で海水浴を、冬には沖縄の子どもたちが阿智でスキーを楽しむ交流を続けている。

 自然体験や交流だけでなく、平和学習も大きな目的の一つになっている。沖縄に到着した子どもたちは、まずひめゆり平和資料館と長野県戦没者慰霊塔を訪問。沖縄での悲惨な戦争を知り、子どもたちは静かに花を手向けて祈りを捧げた。

 2日目は、沖縄市スポーツ少年団の児童と海水浴やマリンスポーツを体験。沖縄の美しい海の姿に喜んだ。沖縄の児童は阿智を訪れたメンバーも加わっており、再会を喜んだ。午後からはコミュニティFMコザで島田さんの番組「ちむわざ道場」に出演。沖縄の感想や阿智村の自慢を話した。

 歓迎会や沖縄市役所の表敬訪問、嘉手納基地内の見学なども。同行した阿智ちむわざ会の男性(49)は「天候が心配されたが、ちょうど2つの台風の合間で海水浴も楽しめた。初めて参加する子が多く、皆海の青さに感動していた」と話していた。

 今回参加した児童は21日に村中央公民館で開く戦没者追悼式で沖縄訪問の感想を語るほか、冬に沖縄から訪問する児童と交流する。

  

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