ひさかた和紙の手すきに挑戦 下久堅小

学校・教育

[ 2017年 1月 19日 木曜日 15時37分 ]

紙すきに挑戦する児童たち

 飯田市立下久堅小学校(中田博校長)の児童たちが19、20の両日、旧下久堅公民館に併設されている体験場で「ひさかた和紙」の紙すき作業をした。ひさかた和紙保存会(平岩宏保会長)の指導で、均等な厚さになるよう木製のこてを丁寧に動かしてすくった。5、6年生は卒業証書にする。

 下久堅特有の文化として伝承されているひさかた和紙を学ぼうと、児童たちは地域学習の一環として1年次から隔年で多彩な作業を体験。繊維となるコウゾの収穫や皮はぎなど、季節に応じた工程を順次学び、6年生が和紙を卒業証書にするのも恒例になっている。

 19日は1、3、5年生が作業。保存会員10人の手ほどきを受けながら、1、3年生は一人1枚ずつ、5年生は卒業証書用の予備として2枚ずつをすいた。

 むらなくすく難しさもあるが、子どもたちはマンツーマンの指導で手際よくこてを動かした。すいた和紙は保存会のメンバーにより脱水され、65度ほどの温度に保たれた鉄板に載せて乾燥した。

 2度目の挑戦になった3年生の吉岡慶太郎君(9)は「こてが重くて、動かすのが難しかった」と話した。

 例年は6年生のみが卒業証書向けの紙すきをするが、作業場の建て替え計画があるため、5年生も加わった。

 平岩会長(74)は「作業を大切な思い出にしてもらい、和紙を地域の宝として誇りに思ってもらえたら」と話していた。

 1、3年生は完成した和紙を使い、たこづくりをするという。

  

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