ものづくりの意識醸成へ 親子ら時計づくり体験

学校・教育

[ 2014年 8月 9日 土曜日 10時47分 ]

 飯田市産業経済部工業課と同市下殿岡のシチズン時計マニュファクチャリング飯田工場は7日、親子時計づくり体験教室(スーパーサイエンス事業「未来のマイスターは君だ」)を同社で開いた。小学4―6年生の親子ら15組33人が参加。工場見学や時計の組み立て体験などを通じ、時計の仕組みや製造工程などを学んだ。

 子どもたちが普段の生活の中では得ることが出来ない、企業の最先端の技術に触れる機会を提供することで、ものづくりに対する意識の醸成を図るとともに、地元企業の素晴らしさを知ってもらおうと、2007年から毎年実施されている事業。地元企業と触れ合うことでその魅力を体感してもらい、将来の担い手育成につなげようとの狙いもある。毎年好評を博しており、今回も定員(15組)を上回る約50組の応募があったという。

 この日参加者らは、会社の概要や時計の仕組みなどについて説明を受けた後、工場内を見学。児童らは、時計が製造される現場を興味深そうに見つめていた。続いて、時計の組み立て体験として、オリジナル腕時計づくりに挑戦。文字盤にあらかじめ考えてきた絵を描きムーブメントに取り付けると、さらに時・分・秒針の取り付け、ケーシングと裏ふた締め、ベルトの取り付けとなどの作業を進めていった。

 小さな針の取り付け作業では、道具を使った細かな作業に苦戦する児童の姿も。それでも、同社員の助けを受けながら根気強く作業を続け、世界に一つだけの腕時計を完成させると、満面に笑みを浮かべ喜んでいた。

 山本小学校5年の男子児童(11)は、「初めての体験で難しかったけど楽しくできた」と、出来栄えに満足の笑み。「近くにある会社でどんな人がどんな仕事をしているのか知ることができて良かった」と話していた。

  

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