カウント板製作し「恩返し」 OIDE長姫野球部員が課題研究で

学校・教育

[ 2019年 3月 1日 金曜日 15時41分 ]

 飯田OIDE長姫高校電気電子工学科3年生の「課題研究」授業で、同校野球部のメンバー4人でつくるグループは、「部への恩返しができれば」と、古くなった「カウント表示板」を改修し、1日、同部に寄贈した。

 同校の3年生は、専門教育の学びから得た基礎・基本の知識や技能を横断的に活用しながら、自ら設定した課題の解決を目指す「課題研究」の授業に取り組む。機械工学、電子機械工学、電気電子工学、商業、社会基盤工学、建築と、6学科それぞれの3年生が、少人数のグループに分かれ、1年間かけて課題解消に向けた実践的な活動を展開している。

 同グループは、部活動で利用してきたカウント表示板の光が弱く見えにくくなっていたことから、部への恩返しと後輩たちへのエールを込めて、改修を研究テーマに決定。電球をLED化するとともに、外枠の塗装や溶接なども手掛けた。

 「日が当たると光が見えにくかったり、外野からも見えにくかったりと、不便があったので、自分たちの手で解消したかった」と、日野貴さん(18)が提案し、他のメンバーも賛同。グループリーダーを努めた今井滉翔さん(同)は「LED電球を一つ一つはんだ付けする作業など大変だったが、遠く離れた所からもしっかり見えるようになったと思う」と笑顔を見せた。

 2年生で主将の熊谷直歩さん(17)は「すごく見やすくなりとてもうれしい。先輩たちの思いをしっかりと受け止め、練習に励みたい」と力を込めた。

 同部では、昨年も3年生が課題研究でスコアボードを作製し、寄贈している。伊澤正臣前監督は「指導理念として、自分で考え行動することを大切にしてきた。昨年、今年と、生徒らが自ら部のことを考え、感謝の気持ちを持って行動してくれたことはとてもうれしい」と、生徒の成長に目を細めていた。

◎写真説明:新しくなった表示板を披露

  

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