上村小が砂防堰堤現場を見学 小水力発電機づくりも

学校・教育

[ 2014年 7月 5日 土曜日 12時32分 ]

 飯田市立上村小学校(矢澤善夫校長)のみどりの少年団を構成する3、4、6年生10人が4日、上村下中郷のツベタ沢で砂防堰堤(えんてい)工事の現場を見学した。小水力発電機の設置体験も行い、災害と砂防、水利など多様な観点から河川を学んだ。

 天竜川上流河川事務所(中谷洋明事務所長)=駒ケ根市=が主催。発注者の同事務所と、施工業者の北沢建設=飯田市吾妻町=の職員、社員らが説明に当たった。

 2010年7月の集中豪雨で土砂が崩落し、下部にある国道152号線まで流出した同沢では、上流に砂防堰堤をつくるため、工事用道路の整備が進められている。

 現場では担当者が、地元住民の要請を受けて周囲の景観に配慮した工法を採用していること、稀少なクロツバメシジミ(チョウ)が産卵する植物として知られるツメレンゲを移植するなど環境にも気を使っていることなどを伝えた。

 今後、砂防堰堤の工事に入る際、導入することも視野に検討されている小水力発電機の組み立て作業も行った。

 一人一人がドライバーを握り、水車の羽根となる部分を軸となるパイプにらせん状に固定。完成させると、実際に河川に入れてみて、発電する様子を見守った。

 程野の大島河原にも移動し、床上げ工についても学んだ。

 同事務所建設監督官(45)は「子どもたちのうちに地元の状況を知ってもらい、防災への意識を高めてもらえれば」と話していた。

  

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