上郷考古博物館 「古代のお金をつくってみよう」

学校・教育

[ 2012年 3月 27日 火曜日 15時30分 ]

考古博でお金作り 飯田市上郷別府の上郷考古博物館はこのほど、体験教室「古代のお金をつくってみよう」を開いた。14人が参加し、飯田市や高森町で見つかった古代のお金「富本銭」のレプリカ作りに取り組んだ。

 

 富本銭は7世紀後半につくられた、日本で最初の鋳造貨幣。現在全国10遺跡から出土し、東日本では飯田市と高森町、群馬県から発見されている。

 

 この日は初めに、同館の山下誠一学芸員が富本銭や無文銀銭、皇朝十二銭といった古代のお金や鋳造方法について解説し、富本銭の鋳造を実演した。

 

 スズを熱して溶かし、2枚の鋳型を組み合わせて流し込んだ。5分ほど冷やし固めて取り出すと6枚の富本銭がつながった「枝銭」ができあがり、参加者は興味深げにのぞき込んだり、触って感触を確かめていた。

 

 次に切り離したものを1人1枚ずつ、やすりで磨いていった。残った鋳張(いば)りを丁寧に取り除いて完成させると、自分の富本銭をじっと観察したり、互いに見せ合っていた。

 

 飯田東中1年の女子生徒は「お金の作り方を初めて知って勉強になった。学校ではやらないので、体験できてうれしかった」と話していた。

  

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