下久堅小 粘土でトーテムポール 卒業記念に6年生が制作

学校・教育

[ 2015年 3月 19日 木曜日 13時11分 ]

 飯田市の下久堅小学校(曽根原弘校長、児童161人)で18日、卒業式を翌19日に控えた6年生22人が、校庭から掘り出した粘土で作ったトーテムポールの除幕式があった。

 現在は30歳前後になっている卒業生たちが、昇降口前に残していった粘土製のトーテムポールが割れ落ち、さびしい雰囲気になっていたことから、先輩の思いを受け継ごう―と卒業を記念して制作した。

 前後に2つの顔があるリング状の作品を1人1つずつ形成して野焼きを行い、ヒノキの軸4本に串刺しにして、中央には勝者の象徴として知られるローレル(月桂樹)の苗を植えた。

 除幕式で6年生は、トーテムポールの一つ一つに付いている笑った顔、悔しがる顔、鬼のように怒った顔、ピエロのような顔など、さまざまな表情について下級生に説明。「何も付いてない木が2本あるので、よかったらみんなも作ってほしい」と呼び掛けた。

 同校では、校庭から良質な粘土が採れることから、粘土細工の野焼きを毎年全校で楽しむのが伝統になっている。

 吉沢一夫教頭は「素晴らしい出来栄え。学校の新たなシンボルになるだけでなく、卒業後に自分の作品と対面できる感動も味わえる。下級生たちはこれを見るたび、ことしの6年生のことを思い出すはず」と話した。

  

関連の注目記事

powered by weblio